卵黄油、卵油、卵の油の作り方

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卵の油の作り方

古くから民間療法として、親しまれてきた卵の油(卵黄油、卵油)。

卵の油(卵黄油、卵油)には、レシチンやビタミンEが多く含まれています。

江戸時代、大奥では卵の油を秘薬として重宝していました。第11代将軍・徳川家斉が卵の油を飲んで53人も子ども(男子26人、女子27人)に恵まれたと書かれた文献が残っています。また、家斉は非常に身体壮健で、将軍に在位した50年の間に寝込んだのは数回の風邪ぐらいだったといいます。秘薬と呼ぶにふさわしい食べ物ですね。

秘薬とはいっても、作り方はとても簡単です。

新鮮な卵とお鍋があれば十分。

みなさんも一度、卵の油(卵黄油、卵油)をつくってみませんか。

材料

卵(できれば有精卵)10個

道具

お鍋(ゆきひら)あるいは土鍋、木じゃく

では、さっそく卵の油(卵黄油、卵油)をつくってみましょう!

1. 鍋(ゆきひら、または土鍋)に卵の黄身10個分(できれば有精卵)をほぐして入れます。

2. 中火にかけて、木じゃくしでかき混ぜます。卵が固まってきたら、木じゃくしで軽くほぐし、 まんべんなく焦がします。

3. 火を強くしてさらにかき混ぜていくと、黄色が褐色に変わり、やがて黒くなってきます。

4. 色が黒くなってくると、木じゃくしでまぜる感じがだんだん軽くなり、油が少しずつ出てきます。

5. 鍋を手前に傾けて卵を集めると、油がどんどんにじみ出してきます。すると、煙がボーッと出てくるので、ここで火を止めます。

ここがポイント!

焦げすぎると油の量が少なくなります。手早く行いましょう。なお、卵黄10個分で約40〜50mlの油をつくることができます。

6. 熱いうちに容器に入れれば完成です。容器には口の狭い、濃い色のガラスビンを使います。卵の油は浸透性が強いので、プラスチック容器は避けてください。高温多湿を避けて、冷暗所で保存しましょう。

ここがポイント!

鍋に残ったカスは、冷めると固まって取れにくくなるので、熱いうちに削り取りましょう。

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